
Amazon Echoってたくさん種類があるの?
それぞれ、どんな違いがあるんだろう?
機能や特徴は?
Amazon Echoは種類が多いので、選択肢が多いのは良いトコロ。
ただ、「製品が何種類もあって、どんな違いがあるのか?」と、情報を集めるのも大変だったりするかもしれません。
そこで、本記事では、初心者でもわかりやすく、Amazon Echoの各製品のスペックや特徴を、徹底的に解説していきます。
本記事の内容
- Amazon Echoの種類は何種類か?【結論:9種類】
- Amazon Echo選び方のポイント
- 各製品のスペックや特徴を徹底比較
- 各製品がどんな人に向いてるのか
Amazon Echo製品の種類一覧
2023年現在、販売されているAmazon Echo製品は全9種類。
製品の一覧がこちらになります。
Amazon Echo選び方のポイント
まずは、Amazon Echoを選ぶ際のポイントをお伝えしていきましょう。
見るポイントとしては、以下4つに集約できるかと。
- 価格
- 音質
- ディスプレイ
- スマートホームハブ
それぞれ、もう少し詳しく解説していきましょう。
価格
Amazon Echoの価格帯は、3980円~29980円までと幅広い。
どれを買っても、全ての製品にアレクサ機能は付いていますよ。
あとは、機能の違いや、音質、ディスプレイの有無などで、価格が違います。
安く買いたいと思うなら、年中実施されている、Amazonのセールを狙って買うのが良いですね。
時には半額近くまで値引きされることもあるので、要チェックですよ。
音質
アレクサで、日常的によく使う機能のひとつは「音楽を聴くこと」かと思います。
Amazon Echoには、スタンダードな音質のものから、プレミアムな音質を楽しめる製品まで、ラインナップが充実しています。
ご自身の求める音質と、価格のバランスをに合わせて検討すると良いですね。
「アレクサで音楽を楽しむ方法」については、こちらの記事がお役に立てるかもしれません。
ディスプレイ
Amazon Echoの中でも、「Echo Showシリーズ」には画面が付いているので、「音声+タッチ操作」が可能となり、使い方が広がります。
Prime VideoやYouTubeなどの動画コンテンツを画面を見られるし、画面で製品を見ながらAmazonショッピングもできちゃう。
どうしても音声だけでは伝わらない、文章や画像を観ながら音声操作できるので、便利さが広がるのは間違いありませんね。
スマートホームハブ
まず前提として、Amazon Echoは全ての製品で家電との連携が可能です。
たとえばこんなことができるということですね。

アレクサ、電気つけて

はい→電気がつく
Amazon Echoは、スマートホームハブを搭載している製品と、していない製品があるのですが、スマートホームハブを搭載していなくても、スマートリモコンを使えばAmazon Echoと家電の連携が可能。
「何やらややこしい話が出てきたな」と思った方もいるかもですが、わかりやすいように解説します。
つまり、Amazon Echoと家電を連携する方法は、2つの方法があります。
- スマートホームハブで連携
- スマートリモコンで連携
「Amazon Echoで家電と連携したいな」と考えているなら、スマートホームハブを搭載しているか否かで、こんな違いがあることを知っておくと良いでしょう。
- スマートホームハブ有り:スマート家電、スマートリモコンどちらでも家電連携可能
- スマートホームハブ無し:スマートリモコンのみ家電連携可能
ネットワークに接続されたスマートスピーカーの指示を、家電に伝えることができる。
スマートホームハブ搭載のAmazon Echoなら、スマート家電でもスマートリモコンでも連携可能なので、もし自宅にスマート家電がある方なら、すぐに連携することができますね。
ただ逆に言えば、スマートホーム対応家電を持っている人はまだ少数派ではないでしょうか?
もし、「スマートホーム家電が無いけれど、スマートホームハブで連携したい」と思うなら、新たに照明やエアコンなどを買い換える必要があります。
こうなると購入費用がかさむので、それだったら、スマートリモコンを一台買って、今ある家電と連携したほうがコスパが良かったりするワケですね。
特にコスパに優れているのが、こちらの2つ。
理由は、必要な基本機能が揃っていて、高品質。
なのに低価格だからです。
ユーザー数も多くて、情報がたくさん出回っているのも、GOODなポイントですね。
ただし、ひとつ注意点として…
リモコン操作の家電でないと、基本連携はできないので要チェックです。
Amazon Echoと家電の連携方法については、こちらの記事にて詳しく解説しているので、ご参考に。
Amazon Echo各製品の比較

ふむ、製品の種類は9種類あるのか。
選び方で見るポイントも、だいたいわかった。
じゃー各製品のスペックや特徴の違いは?
ちょっと前置きが長くなりましたが、Amazon Echo各製品で、それぞれどういう違いがあるのか、ご紹介していきましょう。
わかりやすく、各製品のスペックや特徴を表でまとめていますよ。
低価格
こちらは価格を抑えたエントリーモデル。
もちろんアレクサ機能は全て使えますよ。
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製品名 | Echo Dot 第3世代 | Echo Dot 第5世代 | Echo Dot 第5世代 時計付き |
発売日 | 2018年10月30日 | 2023年2月14日 | 2023年2月14日 |
価格 | ¥4980 | ¥7480 | ¥8480 |
ディスプレイ | なし | なし | なし |
スピーカー | 1.6インチスピーカー | 1.73インチスピーカー | 1.73インチスピーカー |
音質 | △ | △ | △ |
大きさ | 43x99x99mm | 100x100x89mm | 100x100x89mm |
重さ | 300g | 304g | 351g |
オーディオ出力 | 3.5mmライン出力 Bluetooth接続 | Bluetooth接続 | Bluetooth接続 |
スマートホームハブ | なし | なし | なし |
特徴 | 最も低価格 旧モデル | 新型 エントリーモデル | デジタル時計付き |
高音質
「高音質で音楽を聴きたい」という方には、こちらの2製品がオススメ。
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製品名 | Echo 第4世代 | Echo Studio |
発売日 | 2020年10月22日 | 2019年12月5日 |
価格 | ¥11980 | ¥29980 |
ディスプレイ | なし | なし |
スピーカー | 3.0インチウーファー 0.8ツイーターx2 | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジスピーカー 1.0インチツイーター |
音質 | ◯ | ◎ |
大きさ | 144x144x133mm | 206x175x175mm |
重さ | 940g | 3500g |
オーディオ出力 | 3.5mm入出力 Bluetooth接続 | 3.5mmミニジャック mini-optocalコンビネーション(入力) |
スマートホームハブ | あり | あり |
特徴 | 新型 高音質 Dolby Audio 温度センサー付き | 最高音質 Ultra HD/3Dオーディオ対応 Dolby Atmos |
ディスプレイ付き
ディスプレイ付きなら、音声だけでなくタッチ操作もできます。
音声に加え、目で見て確認できるので、使いやすさが段違いです。
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製品名 | Echo Show 5 第2世代 | Echo Show 8 第2世代 | Echo Show 10 第3世代 | Echo Show 15 |
発売日 | 2021年6月9日 | 2021年6月9日 | 2021年4月14日 | 2022年4月7日 |
価格 | ¥8980 | ¥14980 | ¥29980 | ¥29980 |
ディスプレイ | あり 5.5インチディスプレイ | あり 8インチディスプレイ | あり 10.1インチディスプレイ | あり 15.6インチディスプレイ |
スピーカー | 1.6インチスピーカー | 2.0インチスピーカーx2 | 1インチツイーターX2 3.0インチウーファー | 1.6インチスピーカー×2 |
音質 | △ | ◯ | ◎ | ◯ |
カメラ | 2メガピクセル | 13メガピクセル | 13メガピクセル | 5メガピクセル |
大きさ | 148x86x73mm | 200x130x99mm | 251x230x172mm | 402x252x35mm |
重さ | 403g | 1037g | 2560g | 2200g |
オーディオ出力 | Bluetooth接続 | Bluetooth接続 | Bluetooth接続 | Bluetooth接続 |
スマートホームハブ | なし | なし | あり | あり |
特徴 | ディスプレイ付き 低価格 最新モデル | ディスプレイ付き 大きな画面 | 大きな画面 ユーザーを追って350°首振り機能 | 画面サイズ最大 壁掛けタイプ |
Amazon Echo各製品の特徴

大まかなスペックの違いはわかったよ。
でも、もうちょっと詳しく特徴を知りたいな。
ここからさらに、それぞれの製品の特徴を、詳しく解説していきます。
最初にお伝えしておくこととして、ご紹介する製品はすべて、アレクサの機能が使えますよ。
Echo Dot 第3世代
第3世代は旧モデルになります。
最新モデルは「Echo Dot 第5世代」なので、目新しさはありませんが、基本的な音声対応機能は同じとなっていますよ。
違いとしては、「形の違い」「音質」ですね。
形の違いは、画像を見ればわかるとおりですが、「音質」については、スピーカーに変わりなし。
スピーカーの音質も気になる所ですが、特に音質に深いこだわりがなければ「Echo Dot 第3世代」でも問題ないかと。
これは個人的な体感ですが、1万円以下のスピーカーなら変わらないレベル。
旧型にも関わらず、いまだ最も売れている製品です。
Echo Dot 第5世代
ユーザーが多く、口コミもたくさんあるのも良いトコロですね。
第3世代との違いは、こんなところ。
- 形状
- カラーの種類
- 音質
カラーは「ホワイト」「ブラウン」「ブルー」の3種類があり、形は球状で、見た目にもオシャレですね。
また音質も、スピーカーは「第3世代」と同じ1.6インチながら、向上されています。
最新モデルで、アレクサ機能は全て使えて、価格もEcho Dot 第3世代と2500円しか変わりませんので、「最新モデルの定番が良い」という方にピッタリかと。
Echo Dot 第5世代 時計付き
Echo Dot 第5世代との大きな違いは「デジタル時計が付いている」がポイント。
普段は時計が表示される以外にも、例えば「天気予報を教えて」のように聴くと、アレクサが応えると同時に、デジタル表示でも「天気や温度」を表示してくれます。
他にも、音楽をかけた時に「曲名やアーティスト情報」を表示してくれますよ。
音声だけでなく、目でも情報を確認できるのがGOODですね。
デジタル表示が光って、本体から浮き出てオシャレなのでインテリアとしての魅力もあるかと。
Echo 第4世代
見た目がEcho Dotと同じ球体形状なので、違いがわかりづらいですが、最も大きな違いはスピーカー。
「Echo Dot」は1.6インチスピーカー1つなのに対し、「Echo」は0.8インチツーイーター(2個)と3.0インチネオジウムウーファーが搭載されています。
Amazon Echoを利用する上で、最も使う機能は、おそらく音楽を聴くこと。
Echo 第4世代なら、好きな音楽を高音質で楽しめます。
「価格は抑えつつ、キレイな音質で音楽を聴きたいな」と考えるなら、オススメの製品ですね。
Echo Show 5(第2世代)
5.5インチのタッチパネル画面が付いているので、音声操作だけでなく、タッチ操作や画面での解説など、活用方法や使いやすさが向上します。
プライムビデオやNetflix、YouTubeなんかも観ることが可能だし、Amazonショッピングも画面を観ながら買い物ができる。
他にも複数のEchoどうしのビデオ通話や、スマホとのビデオ通話も可能。
あと、クックパッドでは、レシピや調理手順を画面に表示してくれます。
音声だけだと、このあたりは使いづらかったりもするので、かなりのプラスポイントですね。
スピーカーは1.65インチ 4Wスピーカーが付いており、「音質的にはEcho Dot以上、Echo第4世代未満」といったところ。
タッチディスプレイが付いていて、価格も1万円を切っており、セール中なら更に安く購入できます。
「Echo Dot」より3000円程高いだけで、タッチパネルも付いています。
価格、機能共にちょうど良く、コスパ最強なモデルと言えるでしょう。
Echo Show 5については、こちらの記事でにて、さらに詳しく解説していますよ。
Echo Show 8(第2世代)
「Echo Show5」と同じくタッチパネル画面付きで、形や機能はほぼ同じ。
違うポイントは以下の通り。
- 画面の大きさ
- 自動色彩調整機能
- カメラが13メガピクセル
- 音質
画面の大きさが8インチとなっており、小型タブレットくらいの大きさがあります。
画面が大きくなる分、ビデオや動画なども観やすいし、タッチ操作もしやすい。
自動色彩調整機能が搭載されていて、周囲の明るさなど、環境に合わせて色彩を自動調節してくれます。
スピーカーは、1インチツーイーター(2個)と2.5インチウーファーが搭載されており、実はスピーカーのスペック的に、前途したEcho 第4世代とほとんど変わりません。
「高音質+大きな画面があった方が良い」と思うなら、Echo Show 8はおすすめ。
Echo Show 10
「Echo Show 10」は、Amazon Echoの中でも機能の多い機種。
「Echo Show8」に比べて、更に画面が大きくなり、10.1インチのタッチディスプレイを搭載。
画面が大きくなり、2.1chスピーカーを搭載したことで、音質も大幅に向上されている他、斬新な機能が追加されており。
それが、「ユーザーを追いかけて、画面が350°自動回転する」機能。
これなら、画面を手で自分に向けるという動作さえ必要ありません。
他にも、外出先から内蔵カメラにアクセスして、回転させながら部屋の様子を確認することができるので、こんな使い方も可能になります。
- 親の介護
- ペットの様子の確認
- 消し忘れの確認
- 防犯目的
スピーカーが低音。ウーファーが低音を担うことで、低音から高音まで厚みのある音質を楽しめる。
Echo Show 10の、さらに詳細な情報が知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
Echo Show 15
EchoShowの中で、最もディスプレイが大きい機種になります。
デザインが額縁のようになっていて、オシャレな壁掛けのように使えますね。
縦掛け、横掛け、ができて「ご自宅のレイアウト」や「使い方」に合わせて向きを調整できます。
ホーム画面に表示するウィジェットの設定ができるので、例えば以下の情報をインフォメーション的に表示させることができますよ。
- 天気予報
- カレンダー
- デジタルフォトフォトフレーム
- 今日のニュース
- スマートホームのリモコン
こういった機能面から、ご自宅のリビングで「インフォメーション&デジタルフォトフレーム」として活躍してくれるかと。
Echo Studio
Echoシリーズの中で最高音質を誇る機種です。
アレクサの機能は全て使え、Amazon Music HDや3Dオーディオなどに対応しており、圧倒的な音質を楽しめます。
大音量にしても、音割れが起きにくく、低音、高音までクリアに響くので、音楽好きや音質にこだわる人におすすめ。
(ご近所への配慮は忘れずに…)
まとめ
Amazon Echoは、大別すると「低価格」「高音質」「ディスプレイ付き」があり、全部で9種類の製品があります。
解説した特徴から、ご自身が求める機能や性能を吟味しつつ選んでみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、Amazon Echoに「求める機能別」に、ピッタリな製品をご紹介しています。
どうしても、「どれを選べばよいかわからない」という時は参考にしてみては?