アレクサを使うなら家電と連携したいな。
どうやら、家電との連携には、スマートリモコンを使うと良いらしい。
でも、商品がいっぱいあってどれを選んでいいのやら…。
製品の違いとか、おすすめのものがあれば教えて欲しいな。
今回は「アレクサと連携して使えるスマートリモコン」についてご紹介していきましょう。
スマートリモコンがどんな風に使えるのか、選び方やおすすめの製品までご紹介していきますよ。
お得な購入方法についてもご紹介するので、ご参考にして頂ければと。
本記事の内容
- スマートリモコンってどんなものなのか?
- スマートリモコンの選び方
- スマートリモコン選びの注意点
- アレクサと連携できるおすすめのスマートリモコンをご紹介
- Amazon Echoとスマートリモコンをお得に手に入れる方法
スマートリモコンってどんなもの?
スマートリモコンとは、家電のリモコン機能を、主にスマートフォンに集約することができる製品です。
スマートスピーカー(AIスピーカー)と連携して使うことができ、音声操作で家電を操作することができる”スグレモノ”です。
しくみはこんな感じ。
アレクサに声掛けをすると、その指示をネット通信で、スマートリモコンに伝達。
さらに、スマートリモコンから家電に赤外線通信で信号を送ることで、家電を操作します。
他にも、決まった条件になったら、自動で家電がON/OFFできるなど、便利なカスタマイズ機能が搭載されている製品もありますよ。
スマートリモコンの選びのポイント
スマートリモコンは、価格や機能などによって製品がたくさんあります。
このため、はじめて導入を検討する場合、「何がどう違うのか?」と感じる方もいるのではないでしょうか?
そこで、ここでは、スマートリモコンを選ぶ際の「着目ポイント」を解説していきます。
画面は見やすく使いやすいか?
スマートリモコンはスマホのアプリで設定や操作を行います。
家電と連携するということは、日常的に使いますから、「画面が見やすいか」「操作しやすいか」は重要なところでしょう。
プリセット機能があるか?
スマートリモコンにはプリセット機能というものがあります。
プリセット機能とは、あらかじめ家電のメーカーや型番が設定項目に入っていて、ボタンひとつで連携が完了するというもの。
こちらは、「Switch Bot Hub Mini」の画面です。
ご覧のとおり、家電メーカーが並んでいて、タップすると、プリセットに対応している家電が一覧表示されます。
ここから、自動で連携することができて、とても便利。
一方で、プリセット機能がなかったり、対応家電がプリセット一覧に無い場合、ちょっとメンドウですが、家電のリモコンボタンを、スマートリモコンにひとつづつ学習させることで連携ができます。
残念ながら、多くのスマートリモコンメーカーでは、対応家電やプリセット対応家電は公表されていないことが多いのが実情です。
一部、対応家電が公表されているメーカーのページを、掲載しておきます。
自宅の家電に対応しているか?
家電との連携を考えたときに、思い浮かぶ疑問として、こんなことあるんじゃないでしょうか?
家の家電が、スマートリモコンに対応しているか、確認しておきたいな
すいません、ズバッとお答えしたいところですが、残念ながら、対応家電やプリセットができる家電については、ほぼ情報が公開されていません。
この理由はおそらく、「調査対象の家電が膨大すぎて、全てを確認できない」から、だと予測しています。
ただ、赤外線リモコンで操作する家電であれば、ほぼ全ての家電と連携可能なので、あまり心配する必要はないかもしれません。
(我が家の照明器具は10年前のNEC照明ですが、問題なく連携できています。)
口コミでも、多少連携がうまくいかないという声はあるものの、連携できない家電の方が少ない印象。
ちょっと玉虫色な回答で申し訳ありませんが、よほどマニアックなメーカーの製品でも無い限り、連携できないということはないでしょう。
Amazonアレクサ(スマートスピーカー)と連携できるか?
アレクサ(Amazon Echo)と連携できるかは確認すべきポイント。
スマートリモコンを買ってみたはいいが、「アレクサと連携できない」となると、無駄になってしまいますからね。
最近の主要なスマートリモコンメーカーなら、ほとんどがスマートスピーカーと連携できるようになっていますが、中には対応していない製品もあります。
「Amazonアレクサ」に対応しているかも、確認しておく必要がありますね。
音声操作でできることは多いか?
アレクサと連携して使うなら、「音声操作でできること」が多い方が良いですよね。
主要メーカーでは、電源のON/OFFや、エアコンの温度指定、テレビの音量指定などに対応しているので、これらの機能があるかも確認しておくと良いでしょう。
ルーティン機能はあるか?
ルーティン機能とは、あらかじめフックとなる声掛けキーワードと、実行する動作をあらかじめ設定しておくと、一声で決まった動作を実行する、優れた機能です。
たとえば、こんなケース。
アレクサ、おはよう
照明ON、コーヒーメーカーのスイッチON、テレビON
こんな感じで、自分のルーティン行動を、音声で一括操作できるようになるワケですね。
主要なスマートリモコンには搭載されている機能で、かなり便利な機能なので要チェックです。
赤外線の届く範囲は広いに越したことはない
スマートリモコンから家電へは、赤外線で指示を伝えます。
あらかじめ赤外線有効範囲が広いものを選んでおけば、設置するときの制約が少なくなるのですが、実は赤外線の有効範囲は、数値で公表されていないメーカーが多いのが実情です。
ただ、「Switch Bot Hub Mini」という、リーズナブルな製品でも「30m」の赤外線範囲が公表されているので、一般的な住宅の1部屋内で届かないということは、まず心配ないでしょう。
また赤外線は、壁などの障害物は通過できませんので、他の部屋や、障害物があったりすると、家電への指示が伝わりません。
つまり、「1部屋にスマートリモコンが一台必要」ということを理解しておきましょう。
センサーは搭載されているか?
スマートリモコンには、以下のような各種センサーが搭載されているものもあります。
センサーがあるとどんなことが可能になるかというと、以下に一例をご紹介しましょう。
- 温度センサー:指定温度を下回ったらエアコン自動ON
- 湿度センサー:指定湿度を下回ったら加湿器の自動ON
- 人感センサー:部屋に人が入ってきたら照明の自動ON
- 照度センサー:暗くなったら自動でカーテンが閉まる
- GPSセンサー:自宅の100メートル以内に入ったら玄関の照明が自動ON
センサーがあると家電自動化でできることの幅が広がり、より便利に使うことができます。
一方、センサー機能が豊富になると価格も高くなるので、ご自身がどんなことに使いたいのかを考えつつ、検討材料にすると良いでしょう。
タイマー機能は搭載されているか?
「決まった時間になったら家電をONして欲しい」といった使い方で活躍するのが、タイマー機能。
ぶっちゃけ、最近のスマートリモコンでタイマー機能がない製品は少ないと思いますが、重要な機能なので、確認しておきましょう。
タイマー機能があると、たとえば、こんな使い方ができますよ。
- 朝7時になったら自動でカーテンが開く
- 朝7時になったら電気ケトルが自動でお湯を沸かす
- 朝8時半、出勤・通学時刻になったらテレビ、エアコンが自動でOFF
タイマー機能を使えば、日々のルーティンでやることを自動化できるばかりか、指定の時刻にOFFの設定をすることで、「消し忘れ」を防ぐこともできます。
外出先から遠隔操作できるか?
スマートリモコンは、外出先からスマホで、部屋の温度や湿度を確認できたり、家電の操作をすることもできます。
たとえば、こんな使い方ができますよ。
- 外出先から帰宅前にエアコンをON
- 外出先から自宅の室温・湿度をチェック
- 外出先からペットのためにエアコンON【温度センサーがある場合】
- 防犯が気になるので電気をつけて、人がいるように見せたい
センサー機能が搭載されているか、などによっても遠隔操作できる機能に違いがあるので、確認しておくと良いかと。
スマートリモコン選びの注意点
実際に使ってみると、「こうした方が良かったな」という気づきがあったりするもの。
ここでは、実際私が、スマートリモコンを選ぶ際に感じた、気をつけておきたいポイントをご紹介します。
メーカーは統一した方がいい
実はスマートリモコン以外にも、家電と連携するスマートデバイスはいくつかあります。
たとえば、こんなもの。
- スマートプラグ
- 指ロボット
- スマートカーテン
- 温湿度計
- 防犯カメラ
- スイッチコントローラー
スマートリモコンに限らず、アレクサと家電を連携する方法については、こちらの記事にて解説していますよ。
最初はスマートリモコン一台で使い始めても、部屋ごとに複数用意する必要があったり、他のスマートデバイスを追加していく、ということも往々にしてあります。
こんな場合に、使用するメーカーがバラバラだと、困ることとして「使用するアプリが別れてしまう」ということ。
スマートリモコンの大きなメリットは、「複数の家電のリモコンがひとつにまとまる」ところです。
同じメーカーならば、ひとつのスマホアプリで全てのスマートデバイスを管理できて超便利なんですが、メーカーがバラバラになると、製品ごとにつかうアプリが違う状況になってしまい、本末転倒な状況になってしまいがち。
このため、最初にスマートリモコンを購入する際は、ある程度「どのメーカーで統一するか?」を意識しておいた方が良いでしょう。
取付け場所は事前に確認しておこう
スマートリモコンの購入を考えるときは、取付け場所をある程度考えておいた方が良いでしょう。
というのも、スマートリモコンは赤外線で家電を操作できるのですが、モノの影に隠れていたりすると、家電が反応しません。
もちろん、壁で仕切られた違う部屋にも赤外線は届かないので注意が必要です。
また、部屋の見栄えを気にされる方は、取付け場所は、より重要なポイントになってきますよね。
こんな理由から、取付け場所は事前に確認しておくことをオススメしますよ。
アレクサと連携できるオススメのスマートリモコン【ケース別に解説】
以上の選ぶポイントを踏まえつつ、「アレクサと連携できるオススメのスマートリモコン」をご紹介していきましょう。
ここで紹介している製品は、いづれのメーカーも信頼性が高く、サポートもあるので安心かと。
ユーザー数も多いので、使い方や活用方法など、情報がたくさんネットに掲載されているのもGOODなポイントですよ。
【コスパ良し】基本機能が使えればOKな方向け
「とりあえず、基本機能が使えればOK」という方は、「Switch Bot Hub Mini」がオススメ。
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型名 | Remo-2W2 |
価格 | ¥3980 |
使いやすさ | ◯ |
センサー | なし |
シーン機能 | あり |
タイマー機能 | あり |
赤外線有効範囲 | 30m |
プリセット機能 | あり |
「Switch Bot Hub Mini」は、「Works with Alexa認定製品」となっているので、品質の高さはお墨付きです。
センサー類は搭載されていませんが、プリセットでの家電連携に対応していたり(一部家電)、シーン機能(ルーティン機能)に対応しているなど、基本的な機能がそろっています。
アプリの画面は、使用するスマートリモコンや家電の一覧がアイコン表示されていて、見やすく使いやすさも上々です。
業界最安値でありながら、これほどの品質・機能を搭載しているので、圧倒的なコスパと言えるでしょう。
また、もうひとつ「Switch Bot」の魅力的なポイントとして、シリーズ製品が豊富なことが挙げられます。
たとえば、他にも以下のような製品がありますよ。
- Switch Bot (指ロボット)
- Switch Bot スマートプラグ
- Switch Bot カーテン
- Switch Bot 温湿度計
- Switch Bot 加湿器
- Switch Bot 防犯カメラ
- Switch Bot 開閉センサー
ご自宅をスマートホーム化したいと考えた時、赤外線リモコンの家電製品以外でも、連携の幅が広がります。
Switch Botシリーズで統一してしまえば、スマホアプリひとつで、全ての家電が操作できるようになり、文字通り「スマート」な生活が実現しますよ。
価格は抑えつつ機能も充実したい方向け
価格は抑えつつ、ワンランク上の機能を使いたいと考えるなら、「Nature Remo mini2」がオススメです。
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型名 | Remo-2W2 |
価格 | ¥5980 |
使いやすさ | ◯ |
センサー | 温度センサー GPS |
シーン機能 | あり |
タイマー機能 | あり |
赤外線有効範囲 | 非公開 |
プリセット機能 | ◯ |
スマートリモコンでは有名な「Nature」というメーカーから発売されている製品です。
多くのメディアでも取り上げられるなど、品質やデザインなどに定評があります。
こちらも、「Works with Alexa認定製品」となっているので、品質への安心感がありますね。
Nature Remo mini2は、「温度センサー」と「GPS」を搭載しているので、たとえば、「指定の温度になったらON」「自宅の〇〇m以内に入ったらON」といった、活用もできます。
デザインは、シンプルかつキレイなフォルムなので、見える場所に取付けても、部屋の見栄えを損ねないかと。
高機能・高性能重視な方向け
「価格は多少高くても、高機能、高性能な製品が良い」と考えるなら「Nature Remo3」がおすすめ。
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型名 | Remo-1W3 |
価格 | ¥9980 |
使いやすさ | ◯ |
センサー | 温度センサー 湿度センサー 照度センサー 人感センサー GPS |
シーン機能 | あり |
タイマー機能 | あり |
赤外線有効範囲 | 非公開 |
プリセット機能 | ◯ |
Nature Remo3は「Nature」が発売しているスマートリモコンの中でも、最上位の機種です。
最も特徴的なのは、搭載しているセンサーが豊富なこと。
たとえば照度センサーは、「朝、明るくなったらON」という使い方ができますし、人感センサーは「人が通ったらON」という具合に使えます。
意外な使い方として、人感センサーは人が通ると反応するので、防犯用としても活用できます。
ご紹介してきたとおり、スマートリモコンから家電の信号は「赤外線」が主流ですが、「Nature Remo3」では「Bluetooth」で家電を操作できます。
ぶっちゃけ、「Bluetooth操作ができる家電」はかなり少なく、現状使う用途は限られますが、今後、製品が増えてくると予想されていますよ。
【嬉しい】Amazon Echoとスマートリモコンをお得に手に入れる方法
もし、「Amazon Echo」「スマートリモコン」両方一緒に買いたいと考えている方には朗報があります。
実は、ご紹介した製品は「Amazon Echo」とのセット売りもあり、単品で買うよりもお得に購入できますよ。
かくいう私も、このセット売りにて購入しました。
以下に、セット売りの概要を、ご紹介しておきましょう。
「Switch Bot Hub Mini」と「Echo Show 5」のセット
単品価格 | セット価格 | |
Echo Show 5 | ¥7980 | – |
Switch Bot Hub Mini | ¥3980 | – |
合計 | ¥11960 | ¥9980 |
単品で買うよりも、1980円お得に購入できます。
Nature Remo mini 2
単品価格 | セット価格 | |
Echo Show 5 | ¥7980 | – |
Nature Remo mini 2 | ¥5980 | – |
合計 | ¥13960 | ¥11980 |
こちらも、1980円お得に購入できます。
Nature Remo 3
Nature Remo3に関しては、セット売りはありますが、単品購入の場合と価格は変わらずでした。
まとめ:スマートリモコンに何を求めるかで選び方は変わる
スマートリモコンに何を求めるかで、使う製品は変わってくるんじゃないでしょうか?
今回は、基本機能から、充実機能のスマートリモコンまでをご紹介してきました。
ご自身の使い方を考慮しつつ、参考にしてみてはいかがでしょうか?