【アレクサとは?】Amazon Echoはあなたの生活を豊かにしてくれる

アレクサとは
ギモンがある人
ギモンがある人

アレクサ?Amazon Echo?

なんか便利らしいけど、どういうモノなの?

ちょっと興味があるので、教えてほしい。

アレクサ、Amazon Echo、について気になった方の中には、「どんな代物なのか?」「何ができるのか?」と、わからないこともたくさん出てくるんじゃないでしょうか?

そういう私も、使う前はアレクサとAmazon Echoの違いも、よくわからなかったです。

結論から言えば、AmazonEchoは、Amazonが販売しているAIスピーカーの名前。

アレクサはその中の人(AI)の名前です。

ただ、これだけだと「なんのこっちゃ?」となると思うので、詳しく解説していきます。

本記事の内容

  • アレクサ、AmazonEchoとは
  • Amazon Echoでできること
  • AmazonEchoの製品の種類
  • AmazonEchoとGoogle Homeの違い

アレクサ、Amazon Echoとは?

Amazon Echoとは、Amazonが開発、販売しているスマートスピーカーの製品名です。

ゲーム機で例えると、ソニーが販売しているゲーム機名はPS4。

任天堂が販売しているゲーム機はNintendoSwitchといった関係性ですね。

AmazonEchoにはAI(人工知能)が搭載されていて、そのAIの名前がアレクサ(Alexa)というワケ。

アレクサに話しかけるだけで、様々な機能や操作が可能となっています。

これだけではイメージしづらいかもしれないので、次に、基本的な機能の一例をご紹介していきましょう。

Amazon Echo製品の種類

AmazonEchoは2023年現在、9製品が発売されています。

販売されているAmazon Echoの種類はこちらのとおり。

2023年時点で販売中のAmazon Echo製品

第2世代とか第3世代といった記載は新旧モデルの違いですが、アレクサの機能としては同じです。

また、Echo Showシリーズには、タッチディスプレイが付いており、音声だけでなく、画面操作も可能となっていますよ。

こちらの記事では、Amazon Echo製品の全種類の違いや機能について、詳しく解説していますので、気になる方はどうぞ。

【2024年】Amazon Echo(アレクサ)の全種類を徹底比較
Amazon Echo(アレクサ)は種類が豊富なのが嬉しいトコロですが、一方で、「どんな製品があって、どう違うのか?」と、よくわからないこともあるかもしれません。本記事では、Amazon Echo(アレクサ)を使ったことがない初心者の方でも、製品の種類や特徴を、一覧表にまとめて、わかりやすく解説しています。製品の情報集めにどうぞ。

アレクサ(AmazonEcho)の機能の一例

アレクサでできることは膨大にあるんですが、その一部機能をご紹介していきましょう。

音楽をかけてくれる

AmazonEchoがあれば、話しかけるだけで音楽をかけてくれます。

たとえばこんな感じ。

あまとうちゃん
あまとうちゃん

アレクサ〇〇の曲かけて

アレクサ
アレクサ

〇〇の曲を再生します

かくいう私も、一番使うことが多いのが、この音楽再生機能。

自分が聴くこともあれば、「子供に音楽聴きたい」と言われて、かけてあげることもあり、家族全員で使っています。

他にも、プレイリストを作成して再生することもできたり、好みの曲をアレクサに記憶させることもできますよ。

あと、音楽を再生するためには、音楽配信サービスが必要ですが、すでにAmazonPrimeに加入しているなら、Prime Musicは聴き放題なので、いつでも家で音楽を楽しむことができますね。

まだ何も音楽配信サービスを利用していない場合、一応、Amazon Music freeやSpotify freeなら無料で使えるのですが、指定した曲が聴けない(シャッフル再生のみ)、という難点があるので注意が必要です。

ちなみに、AmazonEchoは他にも、色んな音楽配信サービスと連携していますよ。

Amazon Echoが連携している音楽配信サービス

アレクサの音楽機能について、より詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ

スキルで広がる使い方

アレクサはスキルを追加することで、様々な使い方ができるようになります。

スキルと言うと「??」となる方も多いと思いますが、簡単に言ってしまえば「アプリ」のことです。

日本国内では3500以上のスキルが利用可能で、スマホのアレクサアプリから、好みのスキルをダウンロードすれば、すぐにAmazon Echoで利用できるようになります。

たとえば便利なスキルの一例でいうと、こんなものがあります。

Todoist

タスク管理の有名なアプリで、アレクサとも連携して使うことができます。

スマホで登録した「やることリスト」や「準備リスト」などを登録しておいて、指定のTODOリストをアレクサに聞けば読み上げてくれますよ。

クックパッド

家庭で料理をする人ならおなじみ、クックパッドもアレクサスキルがあります。

アレクサに使う食材を伝えるだけで料理の献立を教えてくれたり、調理の手順を教えてくれたりします。

検索した献立をスマホアプリのマイフォルダへ保存してくれるので、「言葉だけでわかりにくい」って感じであれば、先に献立をアレクサに教えてもらって、調理する時にスマホで確認する使い方もありますね。

アレクサとFire TV Stickで連携

Fire TV Stick」とは、ネット配信されている映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどがTVで観られるようになる商品です。

使い方はカンタンで、今あるテレビのHDMI端子に差込むだけ。

これにアレクサを連携すれば、話しかけるだけで、TV操作ができます。

Fire TV Stickとアレクサ連携の使い方例

※頭に「アレクサ」の声掛けが必要です。

声掛け操作アレクサが実行
テレビつけて・消してテレビが起動・消える
音量上げて・下げてプライムビデオが開く
アイアンマンアイアンマン関連作品が開く
鬼滅の刃のエピソード1を再生して鬼滅の刃第1話が再生
次のエピソード観せて次のエピソードへスキップ
10分早送りして10分早送り
一時停止一時停止する

家事をしながらや、帰宅してすぐテレビをつける時などに便利だったりしますね。

AmazonのVODと言えば、Prime Videoが有名ですが、Fire TV Stickは、他にも豊富な動画配信サービスと連携しています。

連携できる有名動画配信サービス

GYAOやAbema TVなどは、有料会員になると制限なく豊富なコンテンツが観られますが、無料でもわりと楽しめますよ。

この他にも、たくさんの動画配信サービスと連携しており、選択肢が多いのも嬉しいポイントですね。

Fire TV Stickとアレクサで連携してできることについては、こちらの記事にて、さらに詳しく解説していますよ。

家電を音声操作できる

AmazonEchoは様々な家電と連携することができ、その種類はたくさんありますが、その一例はこんな家電ですね。

Amazon Echoと連携できる家電

  • 照明
  • エアコン
  • 扇風機
  • ロボット掃除機

「電気つけて」「エアコンつけて」と話すだけで操作できるので、まさに「スマートな生活」になります。

たとえば、布団に入った後に「エアコンを消し忘れた…」という時、リモコンを取りに行くのはメンドウだったりするワケですが、こんな時は。

あまとうちゃん
あまとうちゃん

アレクサ、エアコン消して

アレクサ
アレクサ

はい→エアコンを切る

この一言で済みます。

家電と連携させるには4つの方法があり。

家電と連携させる方法

  • アレクサ対応家電
  • スマートリモコン
  • スマートプラグ
  • ボタンロボット

AmazonEchoとプラスして、これらの機器を使うことで、アレクサとの音声操作の他にも、「指定した気温になったら自動でエアコンがつく」とか「遠く離れた職場から自宅の家電を操作する」など、更に便利な使い方ができますよ。

アラーム・タイマー・リマインダー

設定方法は、アレクサへの声掛け、もしくは、スマホのアレクサアプリ、どちらでも設定可能。

たとえばアラームの使い方なら、「朝の指定の時刻に、好きな音楽を流す」といった使い方ができます。

タイマーは料理する時の煮込み時間や、時間を決めて作業をしたい時などに使えますね。

リマインダー機能は、アレクサにデフォルトで入っているものを使ってもいいですし、Googleスケジュールと連携して使うこともできます。

スマホとAmazon Echoが同期できるので、ビジネスパーソンにはとても役立ちます。

同期とは
パソコンやスマホで「同期する」という意味は、複数の端末やサーバーに保存されているデータ内容をどの端末からでもアクセス、編集できること。

ニュースを読んでくれる

Amazon Echoのデフォルトでは、NHKニュースが設定されていますが、好みに合わあせてスキルから選ぶことも可能。

たとえば、ニュースのスキルはこんなものがあります。

ニューススキルの一例

普段、ニュースをスマホで見る人は多いと思いますが、聴きながら、朝の支度をするというのも便利。

定型アクションで自動化

アレクサには定型アクション機能があり。

定型アクションを使えば何度も指示することなく、一言で決まったアクションをしてくれます。

たとえば、朝出かける時にこんな作業があったりしませんか?

  • テレビを消す
  • 電気を消す
  • エアコンを消す

これをアレクサに何度も指示するのはメンドウだったりするのですが、定型アクションを事前に設定しておけば、こうなります。

あまとうちゃん
あまとうちゃん

アレクサ、行ってきます

アレクサ
アレクサ

はい→テレビ、電気、エアコンを消す

たった一言が合図となり、一斉に決められたアクションを実行してくれます。

AmazonEchoとGoogle Nestはどちらが良い?

ギモンがある人
ギモンがある人

AmazonEchoがどんなものかはわかってきた。
でもスマートスピーカーってGoogleからも出てるよね?
どちらが良いのかわからないから、違いを教えて。

現状ではスマートスピーカー市場はAmazonEchoとGoogle Nestでほぼ二分されていると言えます。

スマートスピーカーを選ぶ上で、どちらを選ぶかは結構悩む人は多いんじゃないでしょうか?

私もスマートスピーカーを買う時は結構考えましたが、結論から言うと、「AmazonEcho」の方がオススメ。

すいません、個人的な主観も入ってるかもですが、その理由は以下のとおり。

製品の種類が豊富

製品の種類はAmazonEchoに軍配が上がりますね。

単純に製品の種類が多いですし、機能、音質、価格帯など、好みで製品を選べるし、組み合わせで、音質へのこだわりも満足できます。

AmazonEchoとGoogle Nestの商品ラインナップ比較
(※現行機のみで比較しています

 Amazon EchoGoogle Nest
低価格Echo Dot 第4世代Google Nest Mini
 Echo Dot 第4世代 時計付き
高音質Echo 第4世代Google Nest Audio
Echo Studio
Echo Sub
ディスプレイ付きEcho Show 5Nest Hub
Echo Show 8
Echo Show 10(近日発売)
Nest Hub Max

ちなみに、EchoSubはサブウーファーに特化した製品で、アレクサは非搭載です。

たとえば、Echo Dotや、Echo 第4世代に+αでEcho Subを接続することで、低音が効く音楽鑑賞を楽しめます。

セールが頻繁にあり安く買える

AmazonEchoはプライムデー、サイバーマンデーなどのセールが一年を通して多数実施されており、場合によっては半額近くまで値引きされることも少なくありません。

こういったセールを狙えば、かなりのおトク感があります。

一方、GoogleHomeはGoogle ストアや楽天、Yahooショッピングか、家電量販店などで買うことができますが、セールは各ECサイトや販売店の施策の一貫となっており、割引額も少なめ。

大きな割引があったとしても、回数が少なく、乱発だったりするので、チャンスを逃せば割引は期待薄です。

スキルが豊富

AmazonEchoで使えるスキル(アプリ)は、日本国内で3000以上有るのに対し、GoogleHomeのスキル(Action)は正式発表は無いものの、かなり少ない。

今後Googleも、改善されていくでしょうが、現状はAmazon Echoが圧倒的にスキルの充実度に優位性があります。

買い物ができる(Amazonショッピング)

Amazonで買い物をよく利用する人は、アレクサに伝えるだけで商品を検索したり、買い物ができます。

細かい条件を付けて商品選びをする際は、PCやスマホでないと難しいのは事実ですが、定期的に購入している消耗品などは、Amazon上でよく購入する商品としてのデータがあるので、音声指示だけで購入することができます。

また、注文内容や配送状況なども、アレクサへの声掛けで聞くことができるのが便利。

kindleの読み上げ機能

kindleとはAmazonから電子版で本を読めるサービス。

なんと、アレクサを使えば、このkindleの本を朗読してくれます。

読む速さも変えられるし、他の端末で途中まで読んだら、その続きから再開できるレジューム機能も付いています。

現状、kindleの読み上げ機能は、Amazon Echoでしか対応していません。

読書をする方には嬉しい機能じゃないでしょうか?

また、AmazonPrimeに契約していれば、「プライムリーディング」(電子書籍読み放題)が付いているので、対象書籍は読み放題。

かくいう私もよく利用しています。

Amazon Echoが向いていないケース

ここまでAmazonEchoの優位性について書いてきましたが、AmazonEchoが向いていないケースもあり。

それは…

  • 音声認識力はGoogle Homeの方が優秀
  • 非Amazonユーザーにはメリットが薄い

以下は、2018年5月にvocalize.aiが行った音声認識テストの結果。

2018年 vocalize.aiによる音声パフォーマンス調査

Google Home 100%
Amazon Echo 97.2%
参照元:voicebot.ai

つまり、音声認識精度はGoogle Homeの方が優秀です。

とはいえ、数値が示す通り、大差はないかな?という印象。

実際、AmazonEchoを使っていて、たまに認識できないことはあれど、ちょっと早口で話してもほとんどの言葉は問題なく認識してくれます。
(このあたりは個人差があるでしょうが…)

あとは、AmazonPrimeやPrimeVideo、PrimeMusicなどのAmazonサービスを使っていない、もしくは使う予定もない、という場合は、AmazonEchoの機能を存分に使えないですね。

つまり、AmazonEchoが向いていないのはこういった方ですね。

「音声認識精度が重要で、Amazonサービスは使わない」という人にはAmazon Echoは不向き

こういった場合は、Google Homeを選んだ方が良い選択かもしれませんね。

まとめ

アレクサとは、どういうモノなのか?ということでご紹介しました。

正直、日常生活でかなり使えて、私は毎日、使わない日が無いほど。

音楽鑑賞、動画視聴の操作はもちろん、子供と一緒に遊ぶスキル、忘れ物に気づかせてくれる日々のリマインダー機能やtodoなど、活用方法は無限大です。

しかもAmazonセールを利用すれば、Echo Dot 第4世代は4000円以下で購入できます。

Amazon Echo(アレクサ)なら、気軽にスマートスピーカー生活が始められますよ。