アレクサ(Amazon Echo)を買おうか迷ってるんだけど、自分はプライム会員じゃない。
アレクサってプライム会員じゃなくても使えるのかな?
あと、使えるなら何ができるのか教えて欲しい…。
今回は、こういった疑問にお答えします。
結論から言うと、アレクサ(Amazon Echo)は、プライム会員じゃなくても使えます。
ただし、以下の環境は必須なのでご確認くださいね。
- インターネット環境
- wifi環境
- Amazon Echo
- スマホかタブレット
もし、「アレクサを使うために必要なものは何なのか?」と疑問な方は、こちらの記事にて詳しく解説しています。
プライム会員でなくとも、アレクサは使えるのですが、とはいえ、プライム会員なら、様々なコンテンツを楽しめるのも事実。
この記事では、「プライム会員じゃなくても使えるアレクサ機能の紹介」や、「Amazonプライム会員じゃないとできないこと」についても解説していきます。
本記事の内容
- プライム会員じゃなくてもアレクサでできること【わりと色々できる】
- プライム会員じゃないとできないこと
- 【無料お試し】音楽コンテンツの無料期間を利用する
それではいきましょう。
プライム会員じゃなくてもアレクサでできること【わりと色々できる】
プライム会員でなくても、わりと、できることはたくさんあって、日常的に役立つ機能が満載です。
ここでは、「プライム会員じゃなくても使える機能」の一例をご紹介していきましょう。
プライム会員じゃなくてもできることの例
- アレクサと会話できる
- 無料コンテンツでも音楽を聴ける
- スマホ内の音楽を流すスピーカーとして使える
- 今日のトピックを聞く
- ラジオを聞く
- アラーム
- リマインダー
- ToDoリスト
- Googleカレンダーと連携できる
- 料理レシピを教えてくれる
- ゲームができる
- 辞書・調べ物ができる
- 通話ができる
- 家電を音声操作する
- 定型アクションで自動化できる
これを見て、たぶんこう思った方も多いんじゃないでしょうか?
できることめっちゃ多いじゃん
そう、プライム会員でなくても、アレクサだけでできることはかなり多いんです。
各機能について、もう少し詳しく解説していきましょう。
アレクサと会話できる
アレクサはたいていの会話をこなします。
たとえば、こんな会話が可能。
アレクサはどこの出身?
私は、アメリカ、ワシントン州シアトルにあるAmazonの出身です。
アレクサ、暇
一緒に遊びましょう
最近忙しいな
お疲れ様
たまにはゆっくり休んでくださいね
アレクサが好きな人は?
質問してくれてありがとうございます
やっぱりマザー・テレサです
ちょっとした暇つぶしにも使えるし、子供は会話して楽しんでくれたりしますよ。
無料コンテンツでも音楽を聴ける
アレクサを検討する上で、多くの方が使ってみたいと考えるのは「音楽を楽しむ機能」ではないでしょうか?
実は、アレクサで使える音楽配信サービスには、無料版のものもいくつかあります。
アレクサで対応している無料の音楽配信サービス
ただし、無料版には大きな欠点があります、それがこちら。
どういうことかと言うと、聴きたい曲を指定しても、その曲ではなく、自動生成されたプレイリストがシャッフル再生されるというワケです。
ただ音楽をBGM的にかけたいだけなら良いのですが、多くの方は自分が好きな曲を聴きたいでしょうから、指定の曲を聴けないのは、ぶっちゃけかなり痛いポイントかもしれませんね。
スマホ・タブレット内の音楽を流すスピーカーとして使える
この記事を読んでくださっている方の中には、「スマホの中に音楽を保存しているから、それをアレクサで聴けるようにしたい」という人もいるんじゃないでしょうか?
そんな時は、スマホからBluetoothでアレクサ(Amazon Echo)に接続して、音楽をかけることが可能です。
驚くことに、この場合でも、「〇〇の曲をかけて」というような、音声操作に対応しています。
一度ペアリングしておけば、以降は「アレクサ、スマートフォンとペアリングして」の声掛けだけで、ペアリングしてくれるので、わりとカンタンに使えますよ。
今日のトピックを聞く
アレクサでは、こんなトピックを聞くことができます。
- 今日は何の日
- 最新ニュース
- 天気予報
- 交通・運行・遅延情報など
忙しい朝は、支度をしながら情報を確認できるのが良いですね。
実際私も、毎朝アレクサから、最新の情報を教えてもらうのが日課になっています。
ラジオを聞く
アレクサでは、国内外、ローカルから全国版まで、ほとんどのラジオチャンネルを聴くことが可能。
元々、Amazon Echoに搭載されているラジオ機能がある他、ラジオのスキル(アプリ)も無料で使うことができるので、お好みで選ぶと良いですね。
ラジオスキルで特に人気なのが、こちらの2つ。
Radikoは過去一週間のラジオを聴きなおせる、「タイムフリー」が便利です。
一方、TuneInは世界中のラジオが聴けるのに加えて、Podcastも豊富なので、通勤・通学しながら情報のインプットや、勉強なんかができちゃいます。
海外のラジオだと「英語を勉強したい」という方にもピッタリかもしれませんね。
普段からラジオを聴いている人はもちろん、そうでない方でも、「ラジオを手軽に楽しめるのなら聴いてみようかな?」となる方も多いんじゃないでしょうか。
英語の勉強ができる
アレクサには英語を学べる環境が多数揃っています。
アレクサで英語を勉強する方法としては、こんな方法がありますね。
- 英語スキル(アプリ)で学ぶ
- 海外ラジオで学ぶ
- アレクサをマルチリンガルで使う
英語スキル(アプリ)で英語を学ぶ
アレクサには英語学習に関するスキル(アプリ)が豊富にあるため、英語の学習や、日常会話の練習などにも役立ちます。
「学生の試験対策」から、「仕事のための英会話」まで幅広く勉強できるスキルがありますよ。
たとえば、こんなスキルがあります。
- イングリッシュタイム(英会話のイーオン)
- とっさの英語(英会話)
海外ラジオで英語を学ぶ
先にもご紹介したとおり、アレクサでは海外のラジオもたくさん聴けます。
アメリカの有名なラジオ局ではこんなところですね。
- BBC RADIO 4(ニュース)
- BBC RADIO2(音楽)
- WHUR-FM(ワシントン)
- KCRW Eclectic24(音楽)
- MSNBC(ニュース)
- FOX NEWS TALK(ニュース)
海外ラジオを聴いていれば、リスニングの練習になるし、ニュースなら世界の情報や文化にも詳しくなって、仕事や就職などにも活かせるかもしれませんね。
マルチリンガル機能で英語を学ぶ
実はスキルでなくても、英会話を普段から練習できる方法があります。
それがAmazon Echoの「マルチリンガル機能」。
マルチリンガルとは、英語と日本語どちらにも対応できる機能があるということ。
この設定をしておけば、アレクサに日本語で話しかければ日本語で、英語で話しかければ英語で対応してくれるようになります。
英語を勉強する方の中には、「普段から英語圏の人とコミュニケーションが取れたら良いのに」と思う方もいるかもしれませんが、その相手をアレクサが担ってくれるワケですね。
毎日英語を使ってアレクサと会話していれば、自然と英会話の習得にも役立ちますね。
アラーム機能
アレクサはアラーム設定を音声操作でできます。
もちろん、スマホからの設定も可能だし、画面付きAmazon Echo(Echo Show シリーズ)なら、タッチデイスプレイで設定もできますよ。
毎日や指定の日時で設定もできるので、一度設定すれば、あとは決まった日に実行されるので便利ですよ。
アラームを止める時には「アレクサ、止めて」の一声が必要なので、「起こしてもらう」機能として、わりと信頼できるかと。
もしスヌーズにしたい時は、「アレクサ、スヌーズ」と言えば、また数分後には再度アラームを鳴らしてくれます。
リマインダー機能
リマインダー機能もアラーム同様、音声操作やスマホで設定可能です。
ディスプレイ付きなら、タッチ操作での設定もできます。
以下のような内容で、細かく内容を設定できるので、リマインダーの詳しい内容もアレクサに話してもらえますね。
リマインダーで設定できること
- リマインダー名(アレクサが話してくれる予定の名前)
- アナウンスしてもらうデバイス(複数ある場合)
- 日付
- 繰り返しか否か
- 時刻
毎日のルーティンワークはもちろん、「予定」や「用事忘れ」も防止できるので、まるで執事のように使えますよ。
todoリスト機能
アレクサには、todoリスト機能も搭載されています。
最初から入っているtodo機能もあるし、豊富なtodoスキルの中から、お好みのスキルをダウンロードして使うことも可能。
特に使いやすく人気なのがこちらです。
- Any.do
- Todoist
どちらも、スマホアプリ版と、アレクサが連携しているので、アレクサからtodoを追加すれば、スマホ版にも瞬時に反映されます。
その逆で、スマホで入れたtodoを、アレクサで読み上げてもらうこともできますよ。
手が離せない場面や、布団に入った後などに、「やること」を思い出したら、そのまま音声操作だけで追加できるのが嬉しいポイントですね。
その時にメモっておかないと、後で「何だったっけ?」ってこともありますから。
Googleカレンダーと連携できる
このように、todo管理機能が豊富なアレクサですが、Googleカレンダーとの連携も可能となっています。
アレクサと連携することで、気づいた時に予定の確認ができるし、音声操作で追加も可能です。
とはいえ、リマインダーやtodo機能と被ってくるところもあるので、ご自身の使いたいツールに絞って利用すると、生活が効率化しますね。
料理レシピを教えてくれる
アレクサのスキルにはクックパッドがあるので、料理をする時にも活躍します。
食材や料理名をアレクサに伝えると、料理の候補から、レシピや調理手順まで教えてくれますよ。
この使い方には、アレクサだからこその便利さがあり。
それは、音声操作で完結するというトコロです。
普通は、「調理中の汚れた手を一度洗ってから、スマホを操作して確認する」という作業が必要ですが、アレクサなら音声操作だけで、レシピや手順を調べたり、確認したりできるので、一気に煩わしさから開放されますよ。
また、ディスプレイ付きAmazon Echo(Echo Show シリーズ)なら、音声に加えて、ディスプレイで、レシピや調理手順を表示してくれるので、さらに便利さが向上します。
【スマートホーム】家電を音声操作する
家電を音声操作ができるのも、アレクサの大きな魅力のひとつですね。
連携できる代表的家電には、こんなものがありますよ。
- 照明
- テレビ
- エアコン
- ロボット掃除機
- 扇風機
Amazon Echoには、あらかじめ対応家電と連携できるようになっている機種もありますが、多くの場合、「スマートリモコン」や「スマートスイッチ」などを使って連携する方が多いです。
その理由は、こちらの通り。
- スマートスピーカー対応家電を使っている人が少ない
- スマートスピーカー対応家電の種類が少ない
- スマートスピーカー対応家電の価格はちょっと高め
「スマートリモコン」や「スマートスイッチ」を使えば、スマートスピーカー対応家電でなくても、ほとんどの家電と連携が可能。
(赤外線リモコンで操作する製品)
気になる、操作感や性能にも大差はありません。
元から、スマートスピーカー対応家電を持っている場合は別ですが、こういった理由から、「わざわざ対応家電に買い換えるよりも、スマートリモコンや、スマートスイッチで連携しよう」となるワケですね。
現在も対応家電が続々と登場しており、今後も音声操作だけで、多くの家電を音声操作できる生活が、スタンダードになっていくことでしょう。
ゲームができる
アレクサには、様々なゲームスキルがあります。
たとえばこんなゲームがありますよ。
- 雑学ゲーム
- ◯✕クイズ
- しりとり
- 脱出ゲーム
- 脳tレゲーム
- キャラクターとトーク(ピカチュウなど)
もちろん、他にも多くの種類のゲームがあるので、暇つぶしや、子供と遊ぶ時、頭の体操をしたい時など、色んなシーンで使えますね。
辞書・調べ物ができる
アレクサは。「辞書や広辞苑などで調べられること」なら、ほぼ何でも教えてくれます。
「あの言葉の意味ってどういうことだっけ?」とか「計算したい」と思った時に、アレクサに質問すればちゃんと答えてくれます。
こんな感じで、アレクサの調べもの機能も超便利なんですが、スキルを使うと、各種雑学から英語、専門分野まで、様々な種類のスキルがあるので、よく使いそうな調べ物のカテゴリから、スキルをダウンロードして活用してみると良いですね。
家にいる時は、感じた疑問をアレクサに聞いてみれば、いつでも答えてくれますよ。
通話ができる
アレクサは通話機能があり、使い方としては以下3つがあります。
- 複数台のAmazon Echoで内線として使える
- スマホとAmazon Echoで通話できる
- 電話代わりに、離れた相手とAmazon Echoで通話ができる
ご覧のように、通話機能だけでも色んな使い方ができるので、たとえばこんな使い方ができますね。
使い方の例
- 夫の部屋や、妻のいるリビングへ内線連絡
- 遠方に住む、両親や祖父母と通話
また、ディスプレイ付きAmazon Echo(Echo Show シリーズ)なら、カメラとディスプレイを搭載しているので、さらに活用方法が広がります。
たとえばこんな使い方ですね。
ディスプレイ付きAmazon Echoでの便利な通話
- カメラで顔を映しながら、テレビ電話
- 出先からスマホで自宅の様子を確認できる
定型アクションで自動化できる
アレクサには、あらかじめ「アクションの合言葉」と「アレクサに何を実行させるか」を設定しておくと、合言葉が”フック”となり、様々な動作を自動で行ってくれる機能があります。
たとえば、こんな使い方ができますよ。
- 「おはよう」の声掛けで照明とテレビがON、今日のトピックを読み上げる
- 帰宅して「ただいま」と言うと、照明やエアコンなどの家電が一斉ON
- 「おやすみ」と言うと、照明、エアコン、テレビがOFF
会話からニュース、天気予報など、多くの操作を定型アクションに設定できるので、あなたの毎日のルーティンを設定しておくと、日常が効率化しますよ。
“プライム会員だからこそ”できること【コンテンツ充実】
正直、プライム会員でなくても、これだけの事ができるのはスゴイのですが、アレクサのポテンシャルは、こんなもんじゃありません。
月額会員サービスである「Amazon Prime」会員になると、音楽にビデオ、動画、ショッピング、読書など、更に充実したコンテンツが使い放題になるばかりか、アレクサと連携して、音声操作が可能になります。
そこで、「プライム会員になるとできる機能」についてもご紹介しておきましょう。
まずは、使えるコンテンツはこちら。
プライム会員になると使えるコンテンツ
- Amazonでの買い物で、ほとんどの商品の配送料金が無料
- Amazon Musicで一億曲が聴き放題
- Prime Videoで1万本以上の映画やドラマ、アニメなど見放題
- kindle(電子書籍)で数百冊の本が無料で読める【Prime Reading】
- 毎月一冊、読み放題対象外の本を無料で読める【kindleオーナーライブラリ】
- Amazon Photosで写真保存容量がもらえる
※Amazon MusicはAmazon Primeのサービスのひとつ
ここでは、「コンテンツ」に絞ってお伝えしていますが、他にも、「プライムデーセール」に参加できたり、「Primeワードロープ」で服の試着サービスが使えたりと、プライム会員には特典が盛りだくさんです。
そして、これらのコンテンツは、アレクサと連携してこんな使い方ができますよ。
プライム会員のコンテンツとアレクサを連携した使い方
- アレクサに「〇〇の曲かけて」の声掛けでPrime Musicの音楽が聴ける
- テレビに別売の「Fire TV Stick 4K」を挿して、アレクサと連携しておけば、音声操作で「Prime Video」が楽しめる
- Amazon Musicを目覚ましの音楽にできる(指定した時間になると自動で再生)
- アレクサに話しかけてAmazonショッピングができる
- アレクサでkindleの本を朗読してくれる
- Amazon Photosに保存した写真を、ディスプレイ付きAmazon Echoで流しておける【デジタルフォトフレーム】
もちろんこれは一例で、活用方法は他にもたくさんあります。
プライム会員で使えるコンテンツは、アレクサに限らず、スマホやタブレットでも使えるので、外出先や、車の中など、あらゆる所で音楽やビデオ、読書が楽しめますよ。
これだけのコンテンツや特典があって、月額500円なので、相当にコスパが高いサービスと言えますね。
【無料お試し】定額会員サービスの無料期間を活用する
ここまで確認すると、中には「プライム会員いいなぁ」と感じる方もいるかもしれません。
そんな方に朗報なのがこちら。
無料期間を設けている、アレクサ対応月額配信サービスは、たくさんあります。
アレクサで使える、月額配信サービスと無料期間はこちら。
カテゴリ | サービス名 | 無料期間 |
音楽・ビデオ・本など 複数サービス |
Amazon Prime | 1ヶ月 |
音楽 | Amazon Music Unlimited | 1ヶ月 |
音楽 | Spotify | 1ヶ月 |
音楽 | Apple Music | 3ヶ月 |
音楽 | dヒッツ | 31日間 |
音楽 | うたパス | 30日間 |
音楽 | AWA | 1ヶ月 |
ビデオ | Netflix | なし |
ビデオ | Hulu | 1ヶ月 |
ビデオ | U-NEXT | 31日間 |
ビデオ | YouTube | – |
ビデオ | ひかりTV | 2ヶ月 |
ご覧のとおり、ほとんどのサービスには無料期間があるので、まずお試しで使ってみるのも良いかもしれませんね。
まとめ:アレクサはプライム会員じゃなくても使える
解説してきたとおり、結論、アレクサはプライム会員でなくても、かなり便利に使えるスマートスピーカーです。
日常生活のあらゆるシーンで、役立つことは間違いありませんね。
「Amazon Prime」を利用するかは、使い方にもよるでしょう。
もし使ってみようか悩む場合は、とりあえず無料期間で楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
今回は以上となります。
あなたの「楽しいスマートスピーカーがある生活」を応援しています。